やりたいことが見つからないあなたに伝えたい3つのこと
おはようございます、薫です。
突然ですが、あなたには「やりたいこと」がありますか?
それはどんなことですか?
#私はこんな仕事がしたい
ハッシュタグで検索すると、いろんな人のいろんな夢や理想が語られていて、それがとてもまぶしかったり微笑ましかったり。
私もその輪に参加させていただきました。
#私はこんな仕事がしたい
— 薫 (@xxsnowdance) 2019年7月3日
メーカーの物作りのこだわりや情熱をきちんと知って、お客様一人一人のライフスタイルに合った商品のご提案をしたい。そしてお客様には適正価格でそれを買っていただきたい。それが未来の物作りの原動力になって、世界はもっと豊かになる。消費が投資になる。
でも、色とりどりの宝石のように輝く、他人の「やりたいこと」を見て、
「私にはなにもない…」と感じて落ち込んだり、焦ったりした人もいるのではないでしょうか。
今日はそんな方に向けて、私なりの「やりたいことの見つけ方」をお伝えしたいと思います。
そもそも「やりたいこと」は必要?
生きるために必要かどうか、と聞かれれば、「やりたいこと」は必要ありません。
生きるためには、今日寝る場所があって、食事が摂れて、生活できるだけの収入を得られる仕事があって、仕事に着ていく服があれば、それで十分です。
でも「幸せに生きるため」には「やりたいこと」があったほうが、よりよく毎日を過ごすことができます。
なぜなら、「やりたいこと」を知っていることは、「自分がなにに幸せを感じるか」を知っているのと同じだからです。
①やりたいことは仕事じゃなくてもいい
「やりたいこと」を「人生をかけて成し遂げる仕事」と思っている方も多いのではないでしょうか。
まず、私が最初にお伝えしたいのは、「やりたいこと」は仕事や職業じゃなくてもいいということです。
人のため、社会のために役立たなくてもいいんです。
私がやりたくて、幸せな気持ちになれることならそれでいいんです。
それがたまたま人の役に立ったり、仕事として認められたりする人も世の中にいます。
でも、そんな人たちと比べる必要はないんです。実現可能かどうか?なんてことも、考える必要はありません。
大切なのは、「自分が幸せな気持ちになること」。
その幸せな気持ちも人それぞれで、
- わくわくする
- 興奮する
- 幸福感でいっぱいになる
- じんわり心地よくなる
- 穏やかな気持ちになる
いろんな形があります。
だからたとえば、
「猫と暮らしたい」
「出来るだけ朝は長く寝ていたい」
「3ヶ月に1回は旅行に行きたい」
こんなものも「やりたいこと」になりえるんです。
そう考えると、少し、気が楽になりませんか?
②やりたいことは途中で変わってもいい
2つ目にお伝えしたいのは、「やりたいこと」は途中で変わってもいい、ということです。
たとえば、
- 猫を飼ってみたら、「犬も飼ってみたいな…」と思うようになったり、
- 毎日お昼頃に起きる生活を続けていたら、朝寝のありがたみがなくなってきて、週3で朝活を始めてみたり、
- 3ヶ月に1回旅行に行く生活をしていたら、旅行先のある街をめちゃくちゃ気に入ってしまい、思い切って移住してみたら、ただこの街に住んでいるだけで毎日が楽しくて全く旅行をしなくなったり、
そんなのも全然アリなんです。
毎日、少しずつ社会は、時代は変わっていきます。日々新しい価値観、サービス、選択肢が生まれます。
その中で、日々、私たちは新しい自分に生まれ変わっていきます。
だから、今抱いている「やりたいこと」は、もしかしたら、新しい景色を見ている未来の自分にとっては「古い価値観」になっているかもしれません。
大切なことは、「やりたいことに一貫性を持たせること」ではありません。
「自分が今なにに幸せを感じるかを知っていること」。
その時その時、時代に合わせた自分の幸せの形を選択していけばいいと思うのです。
③いま、できることを見つけていこう
やりたいことが見つからない人は、日々の小さなことから、
「この選択は自分を幸せにしてくれるかな?」
と考える機会を作ってみてください。
- 今日の晩ごはんはなにが食べたい?
- 休日はどんなふうに過ごしたい?
- どんな服を着たい?
- 今日のメイクはどんな気分?
- 自分の理想のライフワークバランスは何:何?
毎日の小さな選択、一つ一つに「ほんとはどうしたいの?」「どうするのが幸せなの?」と問いかけてみてください。
中には実現不可能なこともあるかもしれません。
お金、他人の目、就業規則、常識、etc...
それらに縛られて、叶えられないこともあります。
私も「可愛いなあ!」と思った服が高くて、泣く泣く諦めることがあります。
「どこか旅行に行きたいなあ」と思いながら、まとまった休みとお金がなくて、なかなか実現できていません。
でも、自分の「ほんとはこうしたい」を知って、受け入れてあげることができれば、「それを実現するために今できること」ができるようになります。
たとえば、欲しいものを買うために、1日500円貯金を始めてみるとか。
まずは旅行本を買って、詳しい行き先をリサーチして、スケジュールを立ててみたりだとか。
そんなことをしているうちに、いつのまにか「やりたいこと」が叶ったり、ほんとうの「やりたいこと」が見えてくるかもしれません。
遠い先の希望を見て、「無理だ…」と諦めるより、今やれることだけを見つめてやっていくほうが、幸せになれる確率は上がります。
まとめ:大切なのは「やりたいこと」より「自分の幸せの価値観」を見つけること
私なりの目線で「やりたいこと」と、それ以上に大切な「自分の幸せの価値観を知ること」についてお話ししてみました。
いかがだったでしょうか?
「私にはやりたいことがない…」
そう悩んでいる方の参考に、少しでもなれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!